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08年オータムナルを味わう会

いちがつじゅうよんにち はれ

 

念願の!というと大げさですが、リーフルさんでやっている教室の内、いつも大人気で2・3日で定員になってしまう、季節ごとのダージリンを味わう会に行ってきました。

ファーストフラッシュ、セカンドフラッシュ、オータムナルでそれぞれ開催されますが約20種類のお茶を一度に試せる中々ない機会ですから人気なのは当然ですね。

 

この日の参加者は女性7人男性3人、バランスがいいですね。というか浮かなくて済みました(^^;

普段お客さんが5~6人入っちゃうと狭くかんじるお店に合計13人ですから、かなりごちゃごちゃです。

 

開始前の様子

テイスティングカップが並んでいるとなんとなくワクワクしますね。
他の人たちが茶葉を観察してメモしているのが見えますけど
ちょっとあわただしくなりそうなので僕はしませんでした。
もらった冊子に「茶葉の外観」というメモをつけるところがあるのですが
じっくり見る時間がないので、茶葉の写真載せる方が効果的かも?
 
 
さて、お茶をいれるまえにちょとだけ座学の時間です
オータムナルは雨季が終わったあと、冬までの間に採れるお茶なのですが
10月は中旬からお祭りがあって仕事ができないので、主に11月に生産されるとのこと。
ところが、最近は年々寒くなるのが早くなってきて、今年は11月の中旬から収穫ができない農園があったそうです。
どこも大変なんですね。
 
そのあとダージリンの写真を見たりしながらすこしお話して、試飲に入るわけですが、いつもの試飲のように普段飲む濃さではなく、、テイスティングカップで濃い目に入れて、冷えたものを飲んでいるので、書いている感想も
「その場での印象」という点はお断りおきしておきます。
あまり飲みすぎると舌が疲れるので、既に飲んでいるものは試しませんでした。
 

 
オカイティ農園 classic DJ-460
渋みが先に立ち、あとから甘みがじわっと来る
すこし苦味も感じるが、後味がすっきりで飲みやすい
ダージリンの中にあると、ディンブラのような印象

オカイティ農園 Ruby DJ-473
甘みを感じた後に、少しだけフルーティな香りを感じ
ウバのようなキレのある渋みが広がる
バランスはよく、飲みごたえはあるがダージリンとして期待する味ではない
 

 
グムティー農園 Moon Drop EX-45
他の農園でmoonlightなどの名前をつけて
満月の夜に摘んだお茶を特別なお茶として製茶していますが
それのグムティー版です。
フキのような爽やかさと、あまくフルーティな香り
さらっとした甘みがあり飲みやすく、後味にすこし渋みを残す点が紅茶らしい
全体的には単ソウのような味わいだが、香りの特徴が違うのが面白い
オータムナルらしさはないけど美味しいお茶

サングマ農園 DJ-451
口当たりに抵抗感がなく、するっと飲める味
甘みがゆっくりと立ち上がり、ややモルティな香りと混ざって
バランスよくほっとするお茶に仕上がっている。
飲みごたえがすこし薄いのと、ユメコバリの出来が良すぎるために
購入意欲は出ないが、優秀なお茶
 

サングマ農園 YUMEKOBARI EX-27
省略

ジャンパナ農園 Upper DJ-213
ファーストで有名な農園
アーモンドのような香ばしい香りが、マスカテル香を伴う甘みに変化する
渋みも柔らかで後味は自然に余韻を残して消える。
ダラダラ飲みには良いお茶

タムサン農園 DJ-216
ひねた香り、甘みが薄く、刺激が残る。
全体的にバラバラの味で飲みにくい
セカンドで男性的な良いお茶を作る農園だけどオータムナルには不向きなのか

 

 
タルボ農園 ChinaSpecial DJ-639
省略

タルボ農園 Clonal Tippy DJ-711
セリや野草のような苦味
甘みが薄く、いつまでも苦味が残る
温度や茶葉の量の問題ではないと思う。

タルボ農園 China Special DJ-712
省略
 

 
タルボ農園 White Shyney DJ-714
714、715は名前が逆だけど似たようなお茶
こちらのニュアンスは黄な粉
香ばしく穀物系の香りのあと、やわらかい渋みが余韻を残す
甘みには欠けるが深みはあるお茶

タルボ農園 Black Thunder DJ-715
タルトに乗っているような、焦げたフルーツのような香り
チェリーとはすこし違うので思い当たらないのが悔しい
渋みは少なめ、甘みと香りのバランスは良い
白茶のような甘みと香りのお茶。
もう少し華やかだと紅茶として魅力的

チャーモン農園 DJ-214
一瞬、ヌワラエリヤかと思う味わい
オータムナルには珍しい柑橘系のニュアンスを持っていて
やや刺激的な渋みが後味に残る。
飲みやすくはないが、特徴的
ただオカイティもソウだけど、ダージリンとしてはどうなのか、と思う

あ・・・写真一つずれてる。マーガレッツホープが写ってない。
 
バダンタム農園 Clonal Tippy DJ-496
飲んだ瞬間、ローズマリーのようなハーブ香を感じる
甘みと渋みは共に薄く、香りが中心のお茶
そのまま後味も消えると個性的でよいと思うが、すこし渋みを残すのが惜しい
 
プッシンビン農園 DJ-224
ほうじ茶
抽出時間を長く置いたものは、紅茶らしさもすこし出てきた
ヌワラエリヤほうじ茶

マーガレッツホープ農園 China Special DJ-507
全体的に力が弱く、味が薄く、中途半端な印象
フルーティであればやわらかいお茶と表現できるかも知れないが
甘みか渋みがもう少し乗らないと、紅茶としては美味しくない
と表現するしかない
とはいえ、香りも渋みも性格は悪くない(変なところはない)ので
渋みが苦手な人にはいいかもしれない

 

 
マーガレッツホープ農園 Clonal Tippy DJ-508
バジルやセージなどのハーブに近い香りを感じた
香りの印象と重なる苦味もあり、お茶としてはちょっとのみにくい
甘みはしっかりとしているので、苦味が出にくいように
高温でさらっと淹れると美味しいかもしれない。
僕の好みではないけれども

マーガレッツホープ農園 ホワイトクリスマスパール
とてもフルーティで甘いお茶
ライチのような印象だが、もうすこし洋風
白ワインぽい「マスカテル」ではなくて、フルーツとしての「マスカット」に近いかもしれない。
一口目はとても甘みを感じるものの、後味はやや渋みが勝つのが惜しい。
グムティーとキャラクターは似ていて、バランスから言うとグムティーの方がいいと思う。
香りはこちらの方が繊細
サングマ農園 フローラルカメリア
お茶の花を摘んだあと、釜炒り製法で感想させたとか。
蜂蜜・・・の原料になる花の蜜なのだろうけれども
ほんのり苦味を伴う甘い香りが広がる。
後味は甘みを残して香ばしさが広がり、穀物系のお茶に似ている。
ある人はそば茶、ある人はコーン茶が近いと言っていたが
自分の感覚もコーン茶に賛成。
違和感はあまりなく味全体のバランスも悪くはない。
話のタネに飲んでみるのは良いと思うけれど
買って飲むほど美味しいかどうかというと、うーん・・・
正直なところ、コーン茶に蜂蜜たらすと似た味になると思う(笑)
 
ひとついえるのは、マローブルーなんかもそうですけど
お家にお客様を招く人にはいいかもしれません
 
ガラスのポットで淹れるとこのとおり
 

白い花が咲いている感じになります
 

そして、おなじみお茶請け

 
右下のは「もちもちカマンベール」といいまして
とあるチェーン店のパン屋さんにあります(笑)
 
それより、枝つきレーズンが嬉しいですね。
 
これら全種類を味見したあと、参加者が気になったお茶を飲みなおし
(半分以上淹れなおしてました)
じっくり味わって、お茶菓子と紅茶の話題で歓談して終わりました。
 
飲みなおした中で印象変わったのはプッシンビンでしょうか
濃く淹れればそれなりに美味しいかもしれません。
印象変わらなかったのはマーガレッツホープ
時間がたっても、熱くても、冷ましても、飲みにくいんです。
 
ところが、「今年のベストティー」という話題になってインドへ電話して聞いてくれていたのですが、なんとそのマーガレッツホープが今年のベストとか。
 
ある男性参加者の意見では
「案外特徴が少ないほうが、みんなの好みに合って選ばれるのかもしれませんね」
 
これは一理ありますね
 
 
僕は特徴的な方が好きなので「ベストティー」という肩書きがついてもあまり興味がありません。
この点、日本で、しかも味比べを出来るのは本当に幸せですね。

ということで、一番好みにあったグームティーと
一番気軽に飲めそうだったジャンパナを購入
初体験のオータムナル会に満足しました。
 
リーフルさんいつもありがとうございます。

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