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スリランカの紅茶のこと色々

旅行中に聞いた話をいろいろ、自分用にメモ程度

日本で常識だと思っていることとはかなり違うかも?

 

チャイナブッシュとクローナル
そもそも木の種類は交配が進んでいてチャイナ種と言えるものは少なくなっている。かといってアッサム種でもない。
クローナルは挿木のこと。
基本的に生育が良かったり、品質がよかったりする母木から枝を取って挿し木で増やす。
(スリランカでは種をまいて苗から育てたものをチャイナと呼ぶ)
近年は、栽培計画を立てやすいように植樹の間隔をそろえたりしているので、新しい畑は基本的に全てクローナル
逆に植えかえる前の畑はチャイナブッシュのことが多い

 

収穫
クローナルで整理して植えた場合、お茶を収穫するのは3年目~6年目などと決められている
そのため、植える間隔はその3年目の大きさを基準に決める
6年目を過ぎたら(7年だったかも?)伐採して休耕に入る
なので、畑全体が4~5区画に分かれていて、一つは成長中の若い茶木
一つは休耕中、残りが収穫対象になっている計算になる

 

shadetree
茶木は日光に弱いので一日中日光が当たることがないように、影を落とすための木を植える。
木が倒れてしまったら・・・あわてて植える。休耕するときにはshadetreeも含めて計画を立てる

もちろん、shadetreeに使う木の種類にもいろいろと決め事がある

 

品種
紅茶研究所で管理、遺伝的に分類できるものを全て番号つけている
現在は4000種類以上の品種が見つかっている
そのうち、一つの農園で栽培されているのは数種類
(基本的に同じ農園では同じ品種を栽培する)
病気につよかったり、虫に強かったりする品種が選ばれるので、全体でも商業的に栽培されている品種はそれほど多くない

 

肥料・農薬
基本的にはあまり使わない、茶樹から落ちた葉やshadetreeから落ちた葉をそのまま土に混ぜ込んで腐葉土になるため。
不足する場合、部分的に化学肥料が使われることもあるが、農薬は使われない
というのは、茶摘みの女性たちは皆裸足で畑に入るため、農薬を使うと健康を害してしまう。
(また、農薬を使わなければ育たないような品種は不健康であるため、紅茶研究所で推奨されない)
したがって無農薬という基準はスリランカではあまり意味がなく、オーガニックと言う場合化学肥料を使っていないことを意味する

 

病気
万が一病気にかかった場合、病気の部分を切り取ったり肥料の改善で対応
対応が無理な場合、その木を抜き隔離する
また周辺の木についても調査して必要であれば畑のその区画を休耕させる
(病気になった木については紅茶研究所に送り研究する。)

 

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飲み方

食事のお供はライムジュースか、ライオンビール(笑)

紅茶は朝の団欒や休憩のときにお茶だけで飲むことが多く、お茶だけで飲む感覚
基本的にティーバッグで飲まれている
スリランカの人はミルクティー大好き(キリテといいます)
ところが、スリランカでは牛は飼育されていません。
(牛肉も殆ど食べません)
なので、ミルクは牛乳をそのまま乾燥させた全脂粉乳というものを使います
ニュージーランドからの輸入が多く、Anchor製をいたるところで見ます。

 

産地

もちろんインド産は飲まない。

スリランカの人にダージリンのことを聞いてもまったく知らない

スリランカの緑茶は案外人気

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