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2008年4月

7年ものダージリン


 

頂きもの

 

mixiで「古い紅茶が見つかったけど飲んでみたい人いませんか」というような人がいたので

諸手を挙げて参戦

 

2001年 ダージリンファーストフラッシュ ナムリン アッパー FTGFOPです

ファーストフラッシュなので、あえて干菓子を合わせてみました(笑)

 

水色は写真のとおり、かなり濃いくすんだオレンジ色

 

一口目は木柵鉄観音なんじゃないかと思う味で香ばしさが鼻を突く。
不思議なことに香りはちゃんとファーストフラッシュ。

分量は5gくらい(テキトウ)に350ccで抽出しました


他の用事をしながら淹れたので、抽出時間置きすぎてしまったのが原因と思われますが苦味が強く出ていてとても飲みにくい
この辺は多分、レピシエ推奨のバランスで入れればそれなりに飲めるのだと思う。

ただ、抽出時間を短めに切り上げてしまうのは余り好みではないんですよね


経年劣化と思われる甘みの少なさはどうしようもないものの、温くなってくるとそれなりに甘みも感じる。1stフラッシュとしてはどうしようもなくまずいけど(苦笑)
烏龍茶のティーバッグとかでこういう味のお茶もあるよね、っていう感じ

それにシブニガを足したイメージなので飲めなくはない。

 

冷めてくるとトゲトゲしさがなくなるので、甘みが残って飲めます、やっぱり烏龍茶ちっく。

すこし多めに頂いたので、のこりはあっさり目の抽出で飲んでみるか、水出しにするか、検討中。

 

先日、2003年のセカンドフラッシュが見つかったのは美味しくてびっくりしましたけど、ファーストフラッシュは保存が利かないんでしょうか? おそらく当時とはかなり味が違うと思います。

 

いずれにせよ貴重な体験でした、ありがとうございました

 

 

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スリランカの紅茶のこと色々

旅行中に聞いた話をいろいろ、自分用にメモ程度

日本で常識だと思っていることとはかなり違うかも?

 

チャイナブッシュとクローナル
そもそも木の種類は交配が進んでいてチャイナ種と言えるものは少なくなっている。かといってアッサム種でもない。
クローナルは挿木のこと。
基本的に生育が良かったり、品質がよかったりする母木から枝を取って挿し木で増やす。
(スリランカでは種をまいて苗から育てたものをチャイナと呼ぶ)
近年は、栽培計画を立てやすいように植樹の間隔をそろえたりしているので、新しい畑は基本的に全てクローナル
逆に植えかえる前の畑はチャイナブッシュのことが多い

 

収穫
クローナルで整理して植えた場合、お茶を収穫するのは3年目~6年目などと決められている
そのため、植える間隔はその3年目の大きさを基準に決める
6年目を過ぎたら(7年だったかも?)伐採して休耕に入る
なので、畑全体が4~5区画に分かれていて、一つは成長中の若い茶木
一つは休耕中、残りが収穫対象になっている計算になる

 

shadetree
茶木は日光に弱いので一日中日光が当たることがないように、影を落とすための木を植える。
木が倒れてしまったら・・・あわてて植える。休耕するときにはshadetreeも含めて計画を立てる

もちろん、shadetreeに使う木の種類にもいろいろと決め事がある

 

品種
紅茶研究所で管理、遺伝的に分類できるものを全て番号つけている
現在は4000種類以上の品種が見つかっている
そのうち、一つの農園で栽培されているのは数種類
(基本的に同じ農園では同じ品種を栽培する)
病気につよかったり、虫に強かったりする品種が選ばれるので、全体でも商業的に栽培されている品種はそれほど多くない

 

肥料・農薬
基本的にはあまり使わない、茶樹から落ちた葉やshadetreeから落ちた葉をそのまま土に混ぜ込んで腐葉土になるため。
不足する場合、部分的に化学肥料が使われることもあるが、農薬は使われない
というのは、茶摘みの女性たちは皆裸足で畑に入るため、農薬を使うと健康を害してしまう。
(また、農薬を使わなければ育たないような品種は不健康であるため、紅茶研究所で推奨されない)
したがって無農薬という基準はスリランカではあまり意味がなく、オーガニックと言う場合化学肥料を使っていないことを意味する

 

病気
万が一病気にかかった場合、病気の部分を切り取ったり肥料の改善で対応
対応が無理な場合、その木を抜き隔離する
また周辺の木についても調査して必要であれば畑のその区画を休耕させる
(病気になった木については紅茶研究所に送り研究する。)

 

===============

飲み方

食事のお供はライムジュースか、ライオンビール(笑)

紅茶は朝の団欒や休憩のときにお茶だけで飲むことが多く、お茶だけで飲む感覚
基本的にティーバッグで飲まれている
スリランカの人はミルクティー大好き(キリテといいます)
ところが、スリランカでは牛は飼育されていません。
(牛肉も殆ど食べません)
なので、ミルクは牛乳をそのまま乾燥させた全脂粉乳というものを使います
ニュージーランドからの輸入が多く、Anchor製をいたるところで見ます。

 

産地

もちろんインド産は飲まない。

スリランカの人にダージリンのことを聞いてもまったく知らない

スリランカの緑茶は案外人気

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スリランカの製茶風景2

前回の写真の後ろに醗酵過程が写っています

 

 

 

赤く囲ったところ
ここはお立ち台みたいになっていて4つありましたが
地面のタイルにそのまま丸く広げているところや
棚を使っているところもありました
 

ドライヤーに向かって運ばれていくところ

で、こちらがドライヤー(乾燥機)の入り口
良く分からない写真を撮ってしまいましたが
水分を抜くためだけでなく醗酵を止めるために高温で乾燥させます
中には温風が(風洞のように)吹いていて
ベルトコンベアで運んでいった茶葉を落としていく感じでした。

乾燥のあとは各種振り分け機
ふるいだけではなくて、茎の部分を分ける機械とか
風で飛ばして重さによって振り分ける機械とかありました。
最初のふるいわけは醗酵時間の調節のため
乾燥後は商品の大きさをそろえるため
 
ある工場では、2階で工程が終わるので
このような穴がありました
 

サイズが書かれた穴

穴と漏斗

穴の下はこのようになっています
製茶が終わったら穴から落として下で袋詰めするのですね。

袋の表書き
NETTが内容量
TAREは袋の重さ
GRADEは茶葉のサイズ
Sというのはサンプルのことだとか
 
この一袋は30KgのOPサイズの茶葉が入っています
inv Noというのは1ロット中の何番目の袋かということ
1ロットは20袋と聞きました
OPなので、他の茶葉に比べると「軽い」のですが
それでもオークションだとロット単位でないと買えません
つまり最低600Kg?
 
紅茶屋さんって大変なのですね・・・

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スリランカの製茶風景

スリランカ日記3日目~5日目

というのは、何箇所かの農園を見学したのですが

製茶工程というのは大体どこも同じなのでまとめて日記

 

 

摘みおわった茶葉はこんな感じでトラックで運ばれてきます
一袋は約10kg
これは茶摘風景で女性が頭からぶら下げてる袋そのまま
つまり10kgを毎日首でささえるということ。首痛そう
 

荷下ろし、見てたら基本的にのーチェックでした
まぁ、ライバル企業から変なものを混ぜられるとかそういう心配はないのでしょう
 

リフト
一階で荷下ろししたあとの工程は大体最上階で行います
 

トラフ
日本語だと萎凋(いちょう)棚といいます 
茶葉を放置してしおらせる工程

ファン
棚の下に風を吹き込んで萎凋しやすくする。
茶葉は網に乗っています、その下は空洞
このしくみが出来る前は自然の風まかせなので
品質が安定しなかったという話
 

萎凋後の葉、しわしわになって量が減っているのが分かります

再計測

別の工場では、湿度計を使って管理していました

 

萎凋後の派を次の工程に渡すための穴
ここから豪快に落とします

これは別の工場ですが
こんな形のローリングマシーンが下で待っています
日本語では揉捻という工程
揉んで捻って、茶葉に傷をつけるという工程
 

ROTORVANE
裁断の工程です
挽き肉作る機械なんかと同じしくみ

ふるいわけ
ここで大きさ別に分けます
大きさが揃っているものは順番に醗酵過程へ
 
ふるい分けで残った一番大きなものは「バルク」と呼んで、
再度裁断過程に進みます
バルクは茎が多いのと、裁断中にも醗酵が進むので品質が安定しませんが
ある工場でテイスティングした中にはバルク2(裁断を二回したもの)の方が
美味しいものもありました
 
通常、これを2~4回繰り返して最後のバルクはそのまま出荷するそうです
 
その2へ続く

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スリランカ3日目③~四日目

さて、3日目の続きから

 

ホテルに向かうといっても大変(?)な道のりで高原のヌワラエリヤ地方まで駆け上がります。

そうすると、道すがら高原の景色がいいところを通ります

4日目はヌワラエリヤからディンブラの農園まで行ったのですが、そこも山道です。

 

と言うより、飲んだ印象からヌワラエリヤの方が高地=ディンブラより奥だと思っていたのですが、実際にはディンブラが一番遠いところにあるんですね。

 

 

 

 

滝がありました
 

ちょっと撮り難かったけど、山間にあった小さな湖

これは4日目 鉄道を横切りました

茶園風景 茶木は日に弱いので、影を作るためのshadeTreeが綺麗に並んでいます
影が出来ているのが良くわかってお勉強になる一枚(笑)
 

茶摘風景、3日目のところと違って男性が混じっていますが
この場合男性がマネージャーで摘む場所や量を指示しているのだとか
 


上にある鉄道と別の場所でもう一度交差しました
なんと電車が通りかかりましたよ、ダイヤは一日3往復くらいということで
とても珍しいことだと現地ガイドの人が言っていました
 
スリランカの鉄道はいつも満員です、出入り口から人が落ちかけています(笑)
 

こちらはまた別の滝


 これはどこだか農園の名前になっている滝
近くにティーセンターがありました(農園紹介&販売しているとこ)



こちらは、4日目の茶園の帰りに通ったロッジからの風景
ここでお食事しました、時間経過バラバラですね
こんなにいい風景なのに、奥地すぎてあまり人は来ないのだとか
 
 
さて、3日目にもどりまして
旅行中に一番面白かった話です
スリランカは自動車が主な交通手段でして
車がないとほとんどどこにも行けません
自動車の輸入元は8割以上が日本
しかも新車は高いので中古車が多いらしいです
あとの2割はインドで、国営のバスなんかはTATAでした
 
で、日本の中古車なんですが
スリランカはお金があまりないので
商用車を買ってそのまま使っていたりするんですね
 
●●運送 みたいなライトバン一杯みました
僕は見なかったのですが「立川駅北口行き」のバスも走っていたとか
 
それでこちらの一枚
 

前の車はどこかの旅行会社っぽいのですが
 
拡大してみますと

 
 
乗ってるひと、気づいてないよ・・・ね?

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