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お飲み物ツアー後編

話はさかのぼって、今日のコースを相談しているとき
池袋の用事の内容を聞いたら "BAR" だったことから
バーもお茶も楽しみ方って共通だと思うので
こんなブログ読んだことがあるという話をしつつ
http://textlife.tea-nifty.com/cha/2007/02/vs_62bb.html
そりゃもう是非とも連れてってくださいな、とお伝えしたところ
みっきーさん「やりますか」
 
(@д@; 
これまた決定です
 
みっきーさんが持ち込んだのは「阿里山金宣 冬茶」
僕が持ち込んだのは「2006 アリヤ茶園ファーストフラッシュ 緑茶」
 
それぞれお茶を入れます
この間、お茶に関して雑談しながら気分はウキウキです
はじめて女の子とデートしたときに匹敵するんじゃないかと思うくらい楽しい待ち時間でした
 

左が阿里山、右がアリヤ
 
お茶好き二人で味見したあと
バーテンダーさんに利いてもらったところ
はじめて飲むという台湾烏龍茶の甘みと香りに驚いている様子
アリヤは一言目に「あ、こっちの方が渋みがある」
台湾茶に比べて強めの香りと味を楽しんでもらえた感じでした
 
それらを使って出来あがったのがこの二品

 
左:【阿里山金宣+白ワイン+ミントリキュール】
まず、ミントリキュールの選択にびっくりです
台湾茶はよく「ミントのような」というたとえをする香りが有りますから親和性は十分
はじめて飲むはずのバーテンダーさんが一瞬でそれを見抜くあたりさすがはプロです
 
出来上がりの淡い緑色がとてもお茶と合っています
味は絶妙なバランス
一口目はお茶がストレートに出てきます
甘みと台湾茶特有の涼やかな香り
それに乗って、白ワインのフルーティーさが口を覆い
最後にミントの後味がスーっと残る
ドラマティックでいて潔い
 
右:【アリヤ緑茶+ウイスキー+コアントロー】
これもコアントローの選択に悶絶です。
アリヤは柑橘系の香りが特徴のあるお茶ですからこれも合わないわけがありません。
一口目はアリヤにある渋みが口を引き締め
緊張感のあるところにコアントローのオレンジとアリヤのお茶の香りが
程よく混ざりながら現れてくる

こういうお茶があっても良いと思うくらい自然な仕上がりです
全体をウイスキーのスモーキーさがまとめ上げている点も見逃せません
味はかなりお茶寄りですが、確実にカクテル

 
これで終わりになるはずだったのですが
いろいろと雑談をしているうちに
買ってきたディンブラに話題が移ります
 
そしてディンブラでもやってみましょうかということになりました
最初の二つは数あるお茶の中でも繊細な部類で
それに比べて強いディンブラならアレンジもいろいろありそうです。
嫌でも期待は高まります

ディンブラ抽出中、キレイなルビー色です
 
 
出来あがったのがこちら

 
 

【バニラリキュール+牛乳+ブランデーをシェイクしてディンブラをプラス】
千里眼でもあるのでしょうか
ディンブラなら牛乳が合わないわけがありません
紅茶の香りを壊さないように別にシェイクするという選択も的確です
味はとってもミルキー
マシュマロのようにふわりとした口当たりのあとバニラの香りに混ざって
ディンブラのバラのような香りが華やかに広がります
 
飲み口や素材からいうと殆ど紅茶のバリエーションと思えますが
ディンブラの香りのみがふわーっと広がるように計算されている。
しかもそれをまとめ上げている少量のブランデーがなければ
おそらくバラバラの味になるはず。
だから、やはりこれはカクテルであって
紅茶のバリエーションティーではないのです。
その辺がプロの技だなぁ、と感心しきりでした。
 
そのあと、みっきーさんが一時期バリエーションティーに凝ってて、
クレームドカシスと紅茶を層にしたアレンジティーが美味しかったなどという話から
この二つの素材を使ってのカクテルをリクエスト

鮮やかな手つき
 
 
出来上がったのがこちら

【ディンブラ+クレームドカシス+グレープフルーツ+レモンピール】
美味しい
紅茶を抜かして考えればカシスグレープフルーツ
そこに紅茶が加わることでものすごく上品に仕上がっている
しかしカシス・レモン・紅茶の香りが完全に融合して
言われなければ紅茶が入っている事に気づかないのではないかと思われるほど馴染んでいる。
しかし飲み込んだあとグレープフルーツの渋みに乗って
紅茶の後味も現れ、ああ紅茶だなぁ、と思う

飲んでいるときには気づかなかったけど
いま書いていて一つ気づいたことがあります
 
はじめの阿里山とアリヤは、お茶とお酒が上手く調和していて
・阿里山はお茶の個性を生かした作り
・アリヤは一体感を楽しめる作り
ディンブラの二つは
・「殆ど紅茶」だけどやっぱりカクテル
・「殆どカクテル」だけどやっぱり紅茶
という仕上がりになっています
つまり単にお茶でカクテルを作りました、というだけではなく、カクテルという世界のなかで4つの強烈な個性も同時に見せてもらったような格好になっているわけです
 
これが計算によるものだとしたらプロの技たるや恐ろしいものですし
もしそうでないにしても、とても贅沢で美味しいものをいただいたことには間違いないわけです
 
突然の無理な要求にこころよく応えてくださったバーテンダーさんに感謝
そして何より中一日だというのに突発で紅茶屋ツアーを組んで
楽しい時間を作ってくれたみっきーさんに感謝なのであります
 
(茶+酒)×人=幸

 

 

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